あるじの伝書

あるじの伝書

Amazing gateway to Europe~欧州進出を目指して~①

内需で十分ビジネスを成り立たせてきた中小企業にとって、そもそも海外進出はリスクなのでしょうか。或いは大きすぎるチャレンジと映っているのでしょうか。
現在、世界的なパンデミックによって、国際間における人の行き来が制限されています。海外との取引に大きな比重を置いてきた企業は当然、現地での打ち合わせが困難になって不便を被ったり、工場に設備を輸出・据付するメーカーはエンジニアを派遣することが出来ず
あるじの伝書

【牛若丸と弁慶に習う】企業経営者のリーダーシップとビジネスパートナー

中小企業の経営者ほどリーダーシップが必要な立場はありません。
ビジョンや理念を示し、従業員はもちろん、取引先にもリーダーシップを示していく。これが、生き馬の目を抜く現代を生き抜く秘訣といえます。このリーダーシップはカリスマ性のある経営者なら、存在=リーダーシップとなります。
しかし、それは中々難しいもの・・・現実はリーダーシップに思い悩む経営者が多いのが実情ではないでしょうか。
あるじの伝書

時代の先端をいった二宮尊徳の事業運営

2018年度の道徳の教科書に、年配者なら誰もがご存知と思われる、薪を背負って書物を読む二宮尊徳(金治郎)が登場しています。
「生き方そのものが模範である」ことがその理由になっていますが、道徳ですから尊徳が成し遂げた農業に関する数々の偉業には詳しく触れられていません。
尊徳は今風に言えば「農業ビジネス」の事業運営を儒教の教えに基づき江戸時代に確立した人と言うことができます。
2024年度から1万円札に登場することになった「渋沢栄一」は、日本資本主義の父と呼ばれています。
あるじの伝書

徳川家康の終活に学ぶ2代目への事業承継

徳川家康の名前を知らない日本人はまずいらっしゃらないことと思います。戦国時代を終わらせ、織田信長が果たせなかった天下統一を果たした豊臣秀吉の死後、江戸時代という265年に渡る太平の世を作り上げた歴史上の偉人です。
徳川家康の偉業は各方面で紹介されていますが、今回は家康の晩年から事業承継について考えてみたいと思います。
【ポイント1】自身が元気な間に、後継者に譲る。
あるじの伝書

Googleが提唱する「心理的安全性」は日本企業でも生産性向上に有効か

従業員のヤル気と自発性を高めるとされる「心理的安全性」に注目する会社が増えています。
聞き慣れない言葉ですが、Google社の大規模な業務改善プロジェクトが「チームの生産性を向上させるには職場に心理的安全性が確保されていることがもっとも重要だ」と結論したことから、日本の経営者にも注目されるようになりました。
この記事では、今話題の「心理的安全性」とはどのようなもので、なぜそれが社員のパフォーマンを高め、生産性を向上させると言われるのかをご紹介します。
あるじの伝書

増やすべきコスト、減らすべきコストとは?

2020年のコロナ禍での収益悪化時はもちろんですが、通常期でも様々な理由でコスト削減を行う必要がある時があります。
そんな時、闇雲にコスト削減をすることは非常に危険です。例えば、売上を伸ばすための販売促進の費用を狙いなく削減することで、売上が減少してしまい折角コスト削減したのに、損益分岐点売上を超えなくなってくることもあります。
会社によって、それぞれの状況の違いはありますが、基本的な考え方を整理してみましょう。 一般的な損益計算書は以下のような構造になっているのは、改めて言うまでもないと思います。
PAGE TOP