コスト削減

あるじの伝書

時代の先端をいった二宮尊徳の事業運営

2018年度の道徳の教科書に、年配者なら誰もがご存知と思われる、薪を背負って書物を読む二宮尊徳(金治郎)が登場しています。
「生き方そのものが模範である」ことがその理由になっていますが、道徳ですから尊徳が成し遂げた農業に関する数々の偉業には詳しく触れられていません。
尊徳は今風に言えば「農業ビジネス」の事業運営を儒教の教えに基づき江戸時代に確立した人と言うことができます。
2024年度から1万円札に登場することになった「渋沢栄一」は、日本資本主義の父と呼ばれています。
あるじの伝書

増やすべきコスト、減らすべきコストとは?

2020年のコロナ禍での収益悪化時はもちろんですが、通常期でも様々な理由でコスト削減を行う必要がある時があります。
そんな時、闇雲にコスト削減をすることは非常に危険です。例えば、売上を伸ばすための販売促進の費用を狙いなく削減することで、売上が減少してしまい折角コスト削減したのに、損益分岐点売上を超えなくなってくることもあります。
会社によって、それぞれの状況の違いはありますが、基本的な考え方を整理してみましょう。 一般的な損益計算書は以下のような構造になっているのは、改めて言うまでもないと思います。
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